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雑記(4)
とくにカテゴリ分けすることもない雑記をあれこれ。
年末ですね(今日は2010年1月14日だが気にしない)。 デパートやスーパーマーケットに『帰省土産』が山積みされるシーズンですね。 江口の職場でも、ええ、普段には扱わない食品や菓子を並べております。
その中で、ハートにズギュゥーンと来たモノが
『高知名物 ご当地お菓子めぐり』 芋けんぴ・芋せんべい・ミレービスケット・忠がし、と、高知を代表するお菓子が4種類詰め合わせになっていて、お値段980円。販売元はエヌエスです。
確かに魅力です。でも、帰省土産用菓子。割高です。商品詳細に記載されている加工者は南国製菓で、南国製菓の芋けんぴは過去に何度も食べたことがある。 なので買う気は無かったんです。 そんなに欲しけりゃ、バラでいくらでも売ってるだろう。ミレービスケットも近所の酒屋で売ってたはずだ(後で知ったが、己の職場でも売ってた)。
問題は忠がし。 全く初めて聞く菓子です。そしてネットで検索しても出てきません。 『ちゅうがし』なのか『ただがし』なのかも分からない。 本当に高知の菓子なのですか。 高知県出身の義父も知りませんでしたよ。
もう買うしかないでしょう。 ええ、ちょっと遅めのお年玉ですよ。
はーい。オープーーン。 ようこそ我が家へー。
これが中身。奥左が芋せんべい、右がけんぴ。その下が忠がしで、手前がミレービスケット。
それでは商品説明です。 芋けんぴと芋せんべいは、もう説明不要ですね。販売元は南国製菓。 パッケージに解説が載っていますが、二つの説明文の違いは『芋を油であげ』と『芋を薄くスライスし油であげ』の部分だけです。間違い探しのようです。
ミレービスケット。 販売元は野村煎豆加工店。 豆を揚げた油でビスケットを揚げるのがおいしさのヒミツだそうです。 名前は知っていましたが、初めて食べました。 なんというか、いろんなカンジで懐かしい味のお菓子でした。 うちん家で作ってた、ホットケーキミックスで作って古い油で揚げたドーナッツみたいな。 褒めてないな。
そして問題の忠がし。
販売元は西山製菓。これまた特徴のない屋号だ。 脇に『西山虎喜』とあって、「とらきやの忠がし」とあるので、「にしやまとらき」が製造責任者であろう。 忠がしの原材料は。
小麦粉、砂糖、水飴。
‥‥‥‥。 これだけかい!! 芋けんぴよりも原材料少ないがな。
で、これがその3つから作られた菓子。
おそらく、焦がして2色を作り分けたのでしょう。虎喜さんのテクニックですね。
で、肝心の味は。
‥‥甘くてカリカリしてます。 べっこう飴に小麦粉のサックリ感を加えたらこんなカンジかな、みたいな。 愛媛県出身の夫が、「絹まき(固いだけの懐かし菓子)みたい」と表現しました。
ま、いかにも懐かし菓子の味がします。 懐かし菓子って、けっしてまずくはなく、そして延々と食べ続けてしまう恐怖感があるよね。
今更ながらフォローしておきますが。
江口は愛してますよ、懐かし菓子。
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